自民党の御法川信英国対委員長代理(党秋田県連会長)は30日、秋田市での県連大会であいさつし、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し「政治とカネの問題で、またもや自民が国民の糾弾を受けなくてはならない。心からおわびを申し上げる」と謝罪して土下座した。会場はどよめき、一部から拍手も起きた。
御法川氏は立ち上がってあいさつを続行。「やっぱり自民に国政を任せなくちゃだめだと言ってもらえるよう、一から出直す」と強調した。大会に先立つ県連総務会では「解党的な出直しをしなければならない」との厳しい意見が出たという。
御法川氏は無派閥で、党の処分対象者39人には入っていない。〔共同〕
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