自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相は1日発売の月刊誌「正論」のインタビューで、将来的な首相就任に意欲を示し、9月の党総裁選立候補に含みを持たせた。「首相を目指す。時が来たらチャレンジしたい」と述べた。自衛隊明記の憲法改正を急ぐ必要性も強調。岸田文雄首相が主導した派閥解消に苦言も呈した。
小林氏は衆院当選4回で、解散方針を決めた二階派に所属。政策通として知られ、党中堅・若手を中心に「ポスト岸田」候補に推す動きがある。インタビューで「私は保守思想を重んじる政治家だ」とアピールした。
改憲に関し「憲法に自衛隊を明記することは速やかにやらなければならない」と力説した。
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