食べることができるのに捨てられる食品を減らす方策を検討する「食品ロス削減推進会議」が2日、首相官邸で開かれた。2030年度までに00年度比で半減させるとの政府目標を8年早く達成しており、岸田文雄首相は「素晴らしい成果。さらなる削減を目指し、新たな目標について本年度末までに結論を得るべく議論を進めてほしい」と指示した。  政府は6月、22年度の食品ロスは472万トンだったとの推計を発表。推計を始めた12年度以降最少だった。  22年度の発生量は事業者、家庭とも236万トン。前年度と比べ事業者は15・4%減で、初めて半減目標を達成。家庭は3・3%減で、合計は00年度の半分を下回った。


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