衆院は18日の本会議で、岸田文雄首相から先の国賓待遇での米国訪問について報告を受け、質疑を行った。首相は自衛隊と米軍の指揮統制の連携強化でバイデン大統領と合意したことについて「自衛隊と米軍はおのおのの指揮系統を通じて行動し、憲法と国内法令に従って行動することが日米間の共通認識だ」と述べ、自衛隊が米軍指揮下に入るとの懸念は当たらないと強調した。立憲民主党の源馬謙太郎氏への答弁。

首相は「平時、有事を問わず、首相が最高指揮官として自衛隊を指揮・監督していく」とも説明した。公明党の金城泰邦氏への答弁。

衆院本会議で訪米について報告する岸田文雄首相=18日午後、国会内

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。