「AZEC=アジア・ゼロエミッション共同体」は、岸田総理大臣の提唱で、日本とASEAN=東南アジア諸国連合で設けられた枠組みで、去年、日本で初めての首脳会合が開かれました。

岸田総理大臣は、5日、都内で開かれたアジアの国や地域の経済団体のトップが集まる「アジア・ビジネス・サミット」の会合であいさつし、AZECの2回目となる首脳会合を、ことし秋にラオスで開催する方向で調整していることを明らかにしました。

そして「アジアが持続的に高い成長を実現していくためには、脱炭素市場へ投資を呼び込んでいくことが極めて重要だ」と述べ、首脳会合で脱炭素化への今後10年間の具体的な行動方針のとりまとめを目指す考えを示しました。

一方、岸田総理大臣は、生成AIの開発をめぐり、アジアの言語にも対応した「大規模言語モデル」を構築するため、各国の企業との連携を推進していく意向も示しました。

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