イタリア南部のカプリ島で開かれているG7の外相会合は日本時間の18日午後5時前から、中東情勢をテーマにしたセッションが行われています。

イランによるイスラエルへの大規模な攻撃を受けた対応などが主な議題で、上川外務大臣は、攻撃を深く懸念し、イランが事態をエスカレートさせたと非難するとともに、双方に強く自制を働きかけることなどを訴えているものとみられます。

アメリカやドイツなどは、イランに制裁を科す考えを表明しており、会合では制裁をめぐっても各国の対応が示されているものとみられます。

イスラエルがイランへの対抗措置の検討を続ける中、G7としては、事態のさらなる悪化を防ぐため、結束したメッセージを打ち出したい考えです。

また、ガザ地区の状況をめぐっては、ハマスなどによるテロ攻撃を非難したうえで、危機的な人道状況を改善するため、即時かつ持続可能な停戦の実現を求めることを確認する見通しです。

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