林官房長官と面会したのは、拉致問題の解決に取り組む「新潟県市町村長の会」のメンバー6人で、政府に対する要望書を手渡しました。

会長を務める新発田市の二階堂市長は「政府は『解決する』と言うわりに汗が見えない。被害者の家族から見れば時間的な余裕はもうほとんどなく、いっそう尽力してもらいたい」と求めました。

これに対し、林官房長官は「岸田総理大臣は『諸懸案の解決に向け日朝首脳会談を実現すべく総理直轄のハイレベルで協議を進めたい』と述べておりさまざまなルートを通じて絶えず働きかけている。早期実現に向けて働きかけをいっそう強めたい」と述べました。

そのうえで「すべての拉致被害者の1日も早い帰国の実現に全力で取り組んでいきたい」と強調しました。

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