東京都知事選での3選から一夜明けた8日昼過ぎ、小池百合子氏が新宿区の都庁舎に登庁し、出迎えた職員から花束を贈られた。小池氏の得票数は計291万8015票(得票率42.77%)。前回2020年都知事選の366万1371票より約74万票減らしたが、初当選した16年の291万2628票とほぼ同数だった。小池氏は報道陣に「お訴えした2期8年の実績が皆様に響いた。ご期待に応える形で3期目を担わせていただく」と語った。

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 小池氏はこの後、都議会各会派を回り、3選を報告した。選挙戦で小池氏を支援した自民党や公明党、実質率いる地域政党・都民ファーストの会の関係者から花束を受け取ったりグータッチを求められたりした。

 一方、前立憲民主党参院議員の蓮舫氏を支援した共産党都議からは「3期目はご答弁を」などと声をかけられ、都議会で少ないと批判のある知事自身の答弁回数を増やすよう求められた。小池氏は「都としてお答えします」などと返答していた。(太田原奈都乃、松田果穂)

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