東京都知事選挙とあわせて行われた都議会議員の補欠選挙で、自民党は選挙前の5議席を下回る2議席の獲得にとどまりました。
岸田総理大臣は党の役員会で「結果を真摯(しんし)に受け止め、政治の信頼回復や先送りできない課題に一つ一つ結果を出していく」と述べました。
また、茂木幹事長は記者会見で「接戦となった選挙区もあったが、全体として大変厳しい結果だった」と述べました。
そのうえで、選挙結果を受けて党内から岸田総理大臣の退陣を求める声が出ていることについて「選挙が終わったからではないと思うが、さまざまな意見が出ていることは承知している。状況が厳しいときに組織に遠心力が働いているように見られることはよくあり、求心力や結束力を強められるよう党運営に当たりたい」と述べました。
また9月までに行われる総裁選挙について「補欠選挙の結果は別にしても、今の日本が前向きに変わっていく躍動感は必要ではないか」と述べました。
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