時事通信が5~8日に実施した7月の世論調査で、次の自民党総裁にふさわしい同党国会議員を尋ねたところ、石破茂元幹事長が22.1%で首位だった。小泉進次郎元環境相の10.9%、菅義偉前首相5.2%と続き、「非主流派」が上位3位を占めた。
岸田文雄首相の党総裁任期は9月末まで。総裁選出馬に意欲を示す河野太郎デジタル相は5.1%、高市早苗経済安全保障担当相は4.0%。再選を目指す首相は3.2%で6位だった。上川陽子外相は3.1%、茂木敏充幹事長と野田聖子元総務相はいずれも1.1%だった。
自民支持層に限ってみても石破氏は26.2%でトップ。小泉氏10.7%、河野氏9.6%、首相9.1%の順だった。
調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は58.4%。
◇自民総裁にふさわしい議員
(1)石破茂 22.1
(2)小泉進次郎 10.9
(3)菅義偉 5.2
(4)河野太郎 5.1
(5)高市早苗 4.0
(6)岸田文雄 3.2
(7)上川陽子 3.1
(8)茂木敏充 1.1
野田聖子 1.1
(10)林芳正 0.6
(11)小渕優子 0.4
(12)小林鷹之 0.3
(13)斎藤健 0.2
(14)加藤勝信 0.1
※この中にはいない 18.3
(敬称略、数字は%)。
自民党の石破茂元幹事長=4日、福岡市
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