【ワシントン=三木理恵子】岸田文雄首相は11日(日本時間12日午前)、訪問先のワシントンで英国のスターマー首相と会談した。日英関係を一層強化し、国際社会の課題にともに取り組むと確認した。ウクライナや東アジア情勢への対応で連携すると合意した。

スターマー氏は4日投開票の総選挙で労働党を率いて政権交代を実現し、首相に就任したばかり。両首脳は欧州・大西洋とインド太平洋の安保は不可分だとの認識で一致した。

岸田首相は祝意を改めて伝えた上で、次期戦闘機の共同開発や、包括的・先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)で協調する重要性を指摘した。

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