岸田総理大臣は、今月10日に日本を出発し、アメリカとドイツを訪問しました。

アメリカでは、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議に韓国などのパートナー国と出席し、今後も連携してウクライナ支援にあたっていくことや、サイバー防衛などの安全保障分野で協力していくことを確認しました。

また、岸田総理大臣は、偽情報対策を検討する国際会議を今年度中にNATO諸国や関係国を招いて日本で開くとともに、自衛隊とNATOの共同訓練を実施することなどを表明しました。

続いて訪れたドイツでは、ショルツ首相と首脳会談を行い、自衛隊とドイツ軍の間で防衛協力を進めていくことや、中国による経済的威圧も念頭に、経済安全保障分野での新たな協議の枠組みを設置することで合意しました。

一連の日程を終えた岸田総理大臣は、日本時間の13日午後6時前、政府専用機で帰国の途につきました。

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