米国、ドイツ歴訪を終え、帰国の途に就くため政府専用機に向かう岸田首相=13日、ドイツのベルリン・ブランデンブルク国際空港(共同)

 【ベルリン共同】岸田文雄首相は13日午前(日本時間同日午後)、ドイツ訪問を終えて帰国の途に就いた。ベルリンではショルツ首相と会談し、経済安全保障に関する協議体の新設に合意。中国による経済的威圧をにらんだ連携強化に手応えを得た。これに先立ち米国でNATO首脳会議に出席し、インド太平洋地域への関与を訴えた。

 日独首脳会談では、閣僚を交えた「政府間協議」を来年ドイツで開き、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)も早期に開催すると合意。防衛分野の協力進展を確認した。

 NATO首脳会議には、韓国、オーストラリア、ニュージーランドと共にインド太平洋のパートナー国として招待され出席した。

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