東京都知事選で落選した前立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)が13日夜、SNSで、今後の活動について「今は、国政選挙はもう考えていない」と述べ、立候補の考えがないことを明らかにした。

 投開票から約1週間となった13日夜、都知事選後では初の動画配信をし、「演説を通じてつながっている人たちがいるのがわかった。政治は双方向だと感じ、楽しい選挙だった」と振り返った。

 国政復帰については「国政から卒業して、都知事に手を挙げ、すごい景色を見た。120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれて、これでまた国政に戻るというのは違う。渡り鳥みたいになる」と述べた。

 また、SNSでの誹謗(ひぼう)中傷や子育て支援などの問題を挙げて「法律しか見ていなかった。行政監視しかしていなかった。何が出来るか模索していきたい」と語った。

 蓮舫氏は都知事選で、立憲や共産党などの支援を受け、約128万票を得たが、3位だった。(伊藤あずさ)

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