自民党静岡県連は15日、静岡3区支部代表者会議を静岡県袋井市内で開き、宮沢博行・前衆院議員の辞職で空席になった静岡3区(磐田市、掛川市など)の後任支部長として宮沢氏を選考対象にしない方針を決めた。
次期衆院選を見据え、県連は8月中旬をめどに、衆院選の立候補予定者が就く静岡3区支部長を公募で選考する予定。地元の県議や市議、参院議員の名前が挙がっている。
7月下旬から公募を実施する。県内外から広く募集するが、3区内の12支部のうち1支部以上の推薦が必要になる。12支部は同日、宮沢氏側から推薦の要請があっても、応じないことにした。
静岡3区支部長は当選4回の宮沢氏が務めていたが、女性問題を理由に4月に議員辞職したあと、空席が続いている。
静岡県内では、元文部科学相の塩谷立衆院議員=比例東海ブロック=が派閥の裏金事件で離党したため、静岡8区支部長も空席となっている。(青山祥子)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。