公明党の山口那津男代表は19日、9月末開催を見込む党大会で代表任期が満了する自身の去就に関し、直接的な言及を避けた。官邸で記者団に「9月に開催予定の党大会で今の任期が終わる。それ以上でも以下でもない」と述べた。
山口氏は13日、外遊先のタイで「事態が急変するようなことがない限り、任期を終えることを基本に考えたい」と発言し、代表引退を示唆。周囲には「結論ありきではない」と意図を説明していた。党内外で広がっていた続投観測の修正を図ったとみられる。
19日は次期衆院選や来年の参院選、東京都議選を例示し「私の責任で、しっかり大型選挙の準備を進めていくことが当面の重要な役割だ」と強調した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。