立憲民主党の野田元総理大臣と小沢一郎衆議院議員は19日夜、東京都内で食事をとりながらおよそ1時間半、会談しました。

会談では、党執行部がことし9月後半に実施する方向で調整を進めている党の代表選挙をめぐり意見を交わしたほか、次の衆議院選挙で政権交代を実現する必要があるという認識で一致しました。

会談のあと小沢氏は記者団に対し「次の衆議院選挙で政権奪取するため頑張ろうと合意した。代表選挙の対応はお互いに白紙だが、日程が決まったあとにまた飲もうとなった」と述べました。

両氏は12年前、野田政権が進めた社会保障と税の一体改革に伴う消費税率の引き上げをめぐって対立し、小沢氏らが集団で離党し当時の民主党が分裂した経緯があります。

2人が会談するのは、野田氏が旧民進党の幹事長を、小沢氏が旧自由党の代表をそれぞれ務めていた2016年以来、8年ぶりだということです。

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