木原稔防衛相は22日、英国に向け出発する。同国で5日に労働党政権が発足したのを踏まえ、日英とイタリアの3カ国で進める次期戦闘機の共同開発を成功させる重要性を改めて提起。23日に予定する日英伊防衛相会談では開発管理を担う国際機関「GIGO」を早期に設立し、2035年の初号機配備へ連携を確認したい考えだ。  ただ英紙タイムズなどは19日、次期戦闘機開発が労働党政権の防衛政策の見直し対象になる可能性があると報じた。開発費への懸念が英政府内で浮上しているという。  木原氏は5日の会見で、労働党政権発足による戦闘機開発への影響を問われ「事業の重要性は何ら変わらない。着実に推進していく」と述べた。


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