自民党の林芳正官房長官は21日、岸田文雄首相(党総裁)が再選を目指す総裁選への対応について、「政府の立場としてコメントをすることは控えなければならない」と述べた上で、「しっかり岸田政権を支えていきたい」と語った。山口県宇部市で記者団の質問に答えた。

林氏は昨年12月の官房長官就任後、初めて地元入りした。記者団から、将来的に総裁選に出馬する意向があるかを問われ、「地元で今回『いずれ総裁に』というお声をたくさんいただいたのは政治家冥利(みょうり)に尽きることだ。志をしっかりと持ち続けて精進を続けていきたい」と意欲を示した。

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