ことし9月までに行われる自民党の総裁選挙への対応について、自民党の茂木幹事長は先に「夏の間によく考えたい」と述べました。

22日に東京都内で行った講演で、茂木氏は、判断の時期について「『夏の間』というと常識的には8月から9月上旬になると思っている」と述べ、9月上旬までに立候補するかどうか判断したいという意向を示しました。

そのうえで「かつての日本列島改造は、新幹線や高速道路で大都市と地方をつなげる発想だったが、最先端の機能を地方に持っていく発想で再改造を進める必要がある。中小企業の生産性向上や東京一極集中の是正など、日本が直面する厳しい課題にどうすれば対応できるかを中心に考えたい」と述べ、総裁選挙に向けて政策課題の検討を進める考えを示しました。

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