自民 森山総務会長と中国共産党部長“政党間交流 早期再開を”

自民党の森山総務会長は22日、北京で、中国共産党で対外交流を担当する中央対外連絡部のトップ、劉建超部長とおよそ1時間会談しました。

この中で劉氏は2018年を最後に途絶えている自民・公明両党と中国共産党との政党間交流「日中与党交流協議会」について「中国側は年内の再開に向けて積極的に準備しており、両国各界の交流と協力を推進したい」と述べました。

森山氏は「日中関係を安定軌道に戻すには戦略的互恵関係を具体化していくが肝要だ」と応じ、両氏は政党間交流の早期再開に向けて取り組むことを確認しました。

一方、森山氏は東京電力福島第一原発の処理水の放出を受けて中国が行っている日本産水産物の輸入停止措置の即時撤廃などを求めました。

森山氏は23日、王毅外相と会談する方向で調整を進めています。