岸田文雄首相は22日、イランのペゼシュキアン次期大統領と20分ほど電話協議した。イランの核関連活動を制限する国際枠組み「イラン核合意」を含め中東情勢について意見を交わした。両国の意思疎通を続けると申し合わせた。

岸田首相は「イランが中東の平和と安定に向け一層建設的な役割を果たすとともに、国際社会との協調を進めることを強く期待している」と伝えた。

2015年に結ばれたイラン核合意は、米国のトランプ前政権が一方的に離脱して機能不全となった。ペゼシュキアン氏は選挙戦で米欧との対話方針を掲げていた。

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