上川外務大臣は、23日の記者会見で、25日から28日までの日程でラオスの首都・ビエンチャンを訪れ、日本とASEANとの外相会議や、日本、中国、韓国の3か国と、ASEANとの外相会議などに出席することを発表しました。

このうち日本とASEANとの外相会議では、中国とフィリピンの対立が続く南シナ海情勢などをめぐって意見を交わし、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化する重要性を確認することにしています。

またASEAN地域の脱炭素化や人的交流の促進に協力する考えを示し、友好協力関係を発展させたい考えです。

会議とは別に、複数の国の外相との個別会談も調整していて、上川大臣は「ASEAN諸国とは平和と繁栄をともに目指すパートナーとして共通の課題に対処するために取り組んでおり、今回の会議もこうした考えで臨む」と述べました。

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