海上自衛隊トップの斎藤聡海上幕僚長は23日、就任後初めて記者会見を開いた。特定秘密の不適切な取り扱いなど海自を巡る不祥事について「海幕長として問題に誠実に向き合い、信頼回復にあたる」と述べた。同氏は前任の酒井良氏が引責辞任したのに伴い19日に就任した。
日本周辺の安全保障環境を巡り、米国やオーストラリア、フィリピンとの関係強化に取り組む意向を示した。「同盟国・同志国との関係の強化が地域の安全保障に大きく貢献する」と強調した。
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