兵庫県の斎藤元彦知事を巡る告発文書で、斎藤氏は25日までに、プロ野球阪神とオリックスの優勝パレードの資金集めを担当し、病気療養中と記されていた元課長が4月に死亡していたことを明らかにした。

すでに文書を作成した元幹部が亡くなっており、この問題が発覚して以降、職員の死亡が判明するのは2人目。関係者によると、いずれも自殺とみられる。

斎藤氏は24日の記者会見で「パレードの対応やご尽力に感謝し、お悔やみを申し上げる」と述べた。その上で、死亡から3カ月にわたって公表しなかったことに関し「ご家族の意向だった」と説明した。

記者会見する兵庫県の斎藤元彦知事=24日、同県庁

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