自民 総裁選向け選管委員決定 来月に選挙日程決定する見通し

自民党総裁選挙は岸田総理大臣の総裁としての任期が9月末に満了するのを前に行われます。

こうした中、岸田総理大臣は総裁選挙管理委員会の委員として、逢沢元国会対策委員長や中谷元防衛大臣ら衆議院議員8人と参議院議員3人の合わせて11人を指名し、茂木幹事長が26日、党の総務会で報告し、決まりました。

総裁選挙管理委員会は来月上旬に初会合を開いて委員長を互選し、月内に告示や投開票などの選挙日程を決定する見通しです。

総裁選挙の議員投票は、党の規程では、総裁の任期満了日の前の10日以内に行うと定めていて、今回は9月20日から29日までの間に実施されることになります。

一方、総務会では総裁選挙のあり方をめぐり、できるだけコストをかけないことや選挙期間を長く設けることを求める意見が出されました。

森山総務会長は記者会見で「総裁選挙はお金のかからない選挙にしなければならないと思うが選挙期間を長くして政策をしっかり主張しあうようにするとコストもかかる。バランスを重視すべきだ」と述べました。