東南アジア4か国を歴訪する自民党の茂木幹事長は29日、最初の訪問国のインドネシアで、インドネシア議会のゴーベル副議長と会談しました。
この中で茂木氏は「両国は基本的な価値と原則を共有する長年の親しい友人だ」と述べ、ことし10月に発足する予定のプラボウォ次期大統領による新政権のもとでも、引き続き協力したいという考えを示しました。
そのうえで中国への対応をめぐり「東シナ海などでの一方的な現状変更の試みや経済的な威圧は地域の安定を妨げるもので、インドネシアやASEANとの協力強化が重要だ」と述べ、両氏は連携していくことを確認しました。
また茂木氏はアイルランガ経済担当調整相とも会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入を検討したいと伝えられたのに対し、日本としても支援したいという意向を伝えました。
このあと茂木氏は記者団に対し「一連の会談は2国間の関係をさらに強化する機会になった」と述べました。
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