広瀬めぐみ参議院議員は、おととしから去年にかけて公設秘書として届け出ていた女性に勤務実態がなく、国から給与をだまし取っていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が詐欺の疑いで30日、広瀬議員の事務所や自宅を捜索しました。
これを受けて広瀬議員は自民党に離党届を提出し受理されました。
広瀬議員は参議院岩手選挙区選出の当選1回で58歳。自民党麻生派に所属しています。
弁護士でおととしの参議院選挙で初当選しました。
その後、自民党岩手県連の副会長を務めていましたが、週刊誌に外国人男性と不倫関係にあることや公設秘書の給与をめぐる疑惑を報じられ、ことし3月、不倫関係を認めて謝罪した上で副会長を辞任していました。
茂木幹事長「極めて遺憾」
自民党の茂木幹事長は「今回のような事態に至ったことは極めて遺憾だ。現在、捜査が進んでいる状況だが、今後広瀬議員にはしっかり説明責任を果たしてもらいたい」というコメントを出しました。
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