政府は1日、財務省の神田真人・前財務官を内閣官房参与にあてる人事を発表した。首相に専門的な見地から助言する立場で、神田氏は金融と国際経済を担当する。
神田氏は円安・ドル高が進むなか政府の立場をメディアに説明していた。円買い・ドル売り介入を責任者として取り仕切った。7月31日付で退任した。
林芳正官房長官は1日の記者会見で、神田氏を起用した理由について「金融、国際経済の分野で豊富な経験を積んだ人物であり、とくに最近の国際金融情勢などに関して首相に対し助言をもらうことにした」と説明した。
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