岸田文雄首相は1日、千葉県佐倉市の商店街や認定こども園などを視察した。視察先で記者団の質問に「物価高などの対応について秋に策定を目指す経済対策の一環として検討したい」と答えた。

「地域経済においてエネルギー価格高騰や物価高を乗り越えなければならない」と強調した。首相は6月の記者会見で秋の経済対策として、年金世帯や低所得者への給付金支給を検討すると表明していた。

和菓子屋を訪れて、もなかを試食した。店主は原材料や資材などの価格が高騰しても価格転嫁が難しいと訴えた。

首相は「良いものは値上げしても払ってもらえる社会の循環をつくろうとしている。賃上げから始まり経済政策を進めて、みなさんに喜んでいただける結果につなげたい」と話した。

認定こども園の視察に関して「自治体における幼児教育センターの設置などを通じた幼児教育推進体制づくりの支援、一時預かり保育の環境の充実にも取り組まなければいけない」と語った。

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