齋藤経済産業大臣は2日、国会内で講演し、来月行われる自民党の総裁選挙について「自民党にとって剣が峰の総裁選挙になる。『自民党が変わりそうだ』と思ってもらえるか『やっぱりだめだ』と思われるかの分かれ道だ」と指摘しました。

その上で「日本の課題は深刻かつ難しくなっており、議員一人一人が自分の頭で『この局面ではこの人しかいない』と考えて行動すべきで、総裁選挙はそういう形にしなければならない」と述べ、派閥単位での投票行動はとるべきではないという考えを示しました。

また、総裁選挙の候補者については「今、名前の挙がっている人たちは立派な人もいるが『この人が引っ張っていけば大丈夫だ』という人はなかなか思い浮かばない。岸田総理大臣が出るか出ないかは本人が考えて判断することだ」と述べました。

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