パレスチナのガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスのハニーヤ最高幹部は先月31日、訪問先のイランで殺害され、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を行う構えです。

また、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラも、イスラエルにロケット弾による攻撃を行い、これに対してイスラエル軍がヒズボラの施設を空爆したと発表するなど地域の緊張が高まっています。

こうした中、G7の外相は、日本時間の昨夜10時からおよそ45分間、電話で会談しました。

この中で上川外務大臣は「重要なのは攻撃の応酬を回避し事態を沈静化させることだ」と述べ、日本として、事態のさらなる悪化を防ぐため、関係者に働きかけを行っていることを説明しました。

その上で、G7外相は、報復を行う構えを見せるイランなどに対し、自制を求めることで一致し、今後もG7として連携していくことを確認しました。

また、レバノンなどにいる各国の自国民の保護についても、G7で協力していくことでも一致しました。

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