自民党は5日、岸田文雄首相の党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選への調整を本格化させた。総裁選挙管理委員会の初会合を党本部で開催。今月20日にも告示や投開票といった選挙日程を決める見通しだ。首相は再選を目指し出馬するかどうか表明しておらず、対応が焦点だ。「ポスト岸田」候補は首相の動向を見極めている現状だ。  選管委は会合で、逢沢一郎衆院議員を委員長に互選した。逢沢氏は「党が置かれている厳しい状況を真剣に受け止め、自民を変えるという決意にふさわしい公正、公平な総裁選を進めたい」と述べた。


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