岸田文雄首相が7日に開かれる自民党の憲法改正実現本部に出席することが分かった。5日の衆参両院のメンバーによる作業部会の協議で、緊急事態時の国会議員任期延長を巡る議論を取りまとめたのを踏まえ、任期延長や憲法9条への自衛隊明記に関する見解を表明する見通しだ。関係者が5日、明らかにした。

 古屋圭司本部長は5日の作業部会後、記者団に「党の衆参で隔たりがあったが、意見を取りまとめた。今後は与党や各党との協議を速やかにしていく」と強調した。

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