広島市で記者会見する岸田首相=6日午前10時43分

 岸田文雄首相は6日、広島市で記者会見し、9月の自民党総裁選は政策や党の刷新に関して議論を深める機会にすべきだとして「開かれた総裁選が望ましい」と述べた。自身が立候補するかどうかについては明言しなかった。

 自民が政権与党として秋以降、さまざまな政策を実行して責任を果たさなければならないと指摘。「政治の信頼が基本であることは当然のことだ。自民の刷新に向けても議論を深め、外交、経済、社会をはじめ骨太の政策が真剣勝負で論じられなければならない」と強調した。

 自民は選挙期間を前回の12日間から拡大する方向で調整。党青年局は、候補者討論会など発信の機会に充てるべきだと求めている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。