岸田文雄首相は7日、首相官邸でスイスのアムヘルト大統領と会談した。首相はスイスが6月に主催したウクライナの和平を協議する「世界平和サミット」に出席した。アムヘルト氏は首相の参加を含む日本の協力に謝意を表明した。
首相は「ウクライナに公正かつ永続的な平和を実現するための重要な一歩となった」と伝えた。2025年に日本で開催するウクライナの地雷対策に関する国際会議を見据え、引き続き支援に取り組む方針で一致した。
日本とスイスは24年が国交樹立から160年にあたる。首相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて価値や原則を共有する重要なパートナーだ」と強調した。
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