時事通信が2~5日に実施した8月の世論調査で、自民党総裁にふさわしい同党国会議員を尋ねたところ、石破茂元幹事長が18.7%で7月に続いてトップになった。岸田文雄首相は4.7%で5番手だった。

2位は7月と同じ小泉進次郎元環境相で12.5%。高市早苗経済安全保障担当相が6.5%で3番手に入り、順位を二つ上げた。4位は河野太郎デジタル相の5.2%。

上川陽子外相が首相と同じ4.7%。「ポスト岸田」に挙がる中では、茂木敏充幹事長と野田聖子元総務相が共に1.0%、小林鷹之前経済安保担当相は0.3%にとどまった。

石破氏は自民党支持層に限っても16.8%でトップ。2番手に小泉氏と高市氏が11.8%で並んだ。首相は4位(11.3%)だった。

立憲民主党の次期代表にふさわしい議員を聞いた質問では、野田佳彦元首相とする回答が14.9%で最多。枝野幸男前代表が14.6%で続き、泉健太代表は9.3%の3位だった。

調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.7%。

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