台北の総統府

【台北=共同】自民党の石破茂元幹事長ら超党派の国会議員団は12日、台湾を訪問した。台北の総統府で蕭美琴副総統と会談し、台湾周辺で軍事活動を活発化させ統一への圧力を強める中国の動向や、日台関係の強化について意見交換する。

石破氏は9月の党総裁選への出馬意向を事実上表明しており、自身の外交政策に生かしたい考えだ。

訪問団は「日本の安全保障を考える議員の会」のメンバー。石破氏と教育無償化を実現する会の前原誠司代表が共同団長を務め、自民党の中谷元・元防衛相らも参加した。

14日までの滞在中に頼清徳総統、蔡英文前総統のほか、林佳竜外交部長(外相)や顧立雄国防部長(国防相)との会談も調整している。

〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。