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  • 小林氏のこれまでの経歴は

当選4回の小林鷹之氏は、保守的な政治信条を持つ議員が擁立に向けて動いていて、小林氏は、午後2時から国会内で記者会見して立候補を表明することにしています。

党改革の必要性を訴えるとともに経済や外交・安全保障、憲法改正などについてみずからの考えを説明する見通しです。

今回の総裁選挙は候補者として10人を超える議員の名前が挙がる異例の展開となっていて、立候補に向けた動きが活発になっています。

小林氏のこれまでの経歴は

小林鷹之氏は、衆議院千葉2区選出の当選4回で、49歳。

旧二階派出身です。

総裁選挙には初めての挑戦です。

40代の議員の立候補は、2009年の総裁選挙に当時、共に46歳だった河野太郎氏と西村康稔氏が立候補して以来、15年ぶりとなります。

東京大学を卒業したあと1999年に当時の大蔵省に入省し、アメリカ・ワシントンの日本大使館に出向していた際、日本の存在感の低下に危機感を覚え、政治の世界に飛び込む決意をしました。

当時の谷垣総裁に長文の手紙を書き、自民党からの立候補を直談判したといいます。

2012年の衆議院選挙で初当選し、防衛政務官などを務めたのち、3年前に岸田内閣が発足した際に、当選3回で経済安全保障担当大臣に抜てきされ初入閣しました。

党内では経済安全保障や知的財産戦略、科学技術・イノベーションなどの政策に精通した若手のホープと目され、衆議院憲法審査会の幹事として憲法改正の議論にも携わっています。

保守的な政治信条を持ち前回の総裁選挙では高市早苗氏を支援しました。

モットーは「世界をリードする日本をつくる」。

経済と安全保障を車の両輪として国力を上げることが大切だと訴え、その根幹にあるイノベーションと教育が重要だと語ります。

「いつかは国のかじ取りを担いたい」と将来総理大臣を目指すことを公言していました。

今回の総裁選挙では、岸田総理大臣が立候補しない意向を表明する前から中堅・若手を中心に候補者として推す声が出ていましたが、小林氏自身は「今は政治家としての力を高めることに尽きる」と述べるにとどめていました。

愛称は「コバホーク」「コバタカ」

サラリーマン家庭の長男として生まれ岸田総理大臣と同じ開成高校を卒業後、東京大学に入学。

ボート部で合宿所生活を送り、4年生のときには主将を務めました。

1メートル86センチの長身で中学・高校時代はバスケットボールに打ち込みました。

体力には自信があるといい、スポーツジムでの筋力トレーニングも欠かしません。

趣味はマラソンで、ベストタイムは3時間50分だということです。

早朝に地元・千葉の駅頭に立ってあいさつとビラ配りを行うことを習慣とし、祭りでみこしを担ぐ「御輿渡御」も生きがいだといいます。

永田町では「コバホーク」や「コバタカ」の愛称でも知られています。

好きな歌手は長渕剛さんだということです。

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