自民党と台湾の与党・民主進歩党(民進党)は21日午前、外交・国防担当議員による「2プラス2」と銘打った会合を自民党本部で開いた。台湾海峡などで軍事的圧力を強める中国の動向を中心に議論した。5月に台湾の頼清徳政権発足後、初めての開催。冒頭で自民党の黄川田仁志国防部会長は「東アジアの安全保障環境はますます厳しくなっている」として連携の必要性を強調した。
民進党の沈伯洋立法委員(国会議員)は「東・南シナ海や台湾海峡における中国の軍事的圧力の増大は、台湾と日本の安保にとって非常に重要な課題だ」と述べた。
両氏の他に藤井比早之外交部会長、民進党の郭国文立法委員も出席した。
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