自民党の選挙制度調査会は21日、選挙ポスターの品位保持規定を設ける公選法改正を目指す方針を確認した。7月の東京都知事選で複数の同じポスターなどが掲示板に張られた問題などを受けて協議した。
事務局長の橘慶一郎衆院議員は会議後、記者団に党本部で営業宣伝の内容を載せたポスターも規制の対象に入れると説明した。営利目的のものには罰則を科す方向だ。政見放送と選挙公報はすでに公選法上の規制があり、同じ水準にあわせる。
近く公明党との協議に入り与党案をまとめる見通し。秋の臨時国会への提出をめざす。
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