立憲民主党の野田佳彦元首相(67)は24日、立候補する方向で調整する9月の党代表選を巡り、同時期に行われる自民党総裁選に埋没しないよう「政治とカネの問題を一番アピールしていく」と述べた。「衆院選で自民、公明両党を単独過半数割れに追い込む。それにつながる選挙にしなければいけない」と訴えた。出馬意向を固めた泉健太代表(50)は代表を務めた約3年間の実績を強調、立候補表明した枝野幸男前代表(60)は地元活動を進めた。
野田氏は栃木県那須塩原市で記者団の質問に答えた。取材に先立つ講演で総裁選について「派閥裏金事件に深い反省もない人たちがにぎやかに行っている」と批判した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。