堀井学衆議院議員は、公職選挙法に違反して選挙区内の人に香典を渡したり枕花を贈ったりしていた疑いがあるとして、議員会館の事務所などの捜索や任意の事情聴取を受け、7月に自民党を離党しました。
そして、事件の責任をとって衆議院議員を辞職する意向を固め、28日午後、議員辞職願を衆議院に提出しました。
国会の閉会中は、議長が許可すれば辞職が認められることになっていて、近く許可される見通しです。
堀井議員は衆議院比例代表北海道ブロック選出の当選4回で52歳。スピードスケートの選手として1994年のリレハンメルオリンピックで銅メダルを獲得したあと、2012年の衆議院選挙で初当選し、内閣府副大臣などを務めました。
しかし、自民党安倍派からキックバックを受けたパーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになり、副大臣を辞任しました。
不記載の金額はおととしまでの5年間で2196万円に上っていて、ことし6月には次の衆議院選挙に立候補しない意向を表明していました。
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