立憲民主党の野田佳彦元首相
立憲民主党の野田佳彦元首相は、党代表選(9月23日投開票)への立候補を29日午前に地元の千葉県で表明する。複数の関係者が28日明らかにした。泉健太代表(50)は再選出馬に重ねて意欲を示した。江田憲司元代表代行(68)や吉田晴美衆院議員(52)ら「第4の候補」擁立に向けた動きも加速した。 野田氏は28日、千葉県習志野市で、自身が首相経験者であることを勘案し「簡単に名乗りを上げて『負けた、残念だった』という話ではない。不退転の決意で出るか出ないか決める」と主張した。これまで「熟慮する」としていたが、告示が近づき決断した格好だ。 泉氏は東京都内の講演で、野田氏や枝野幸男前代表(60)と比べ認知度が低いとの指摘に「知名度を上げられる伸び代がある」と回答、推薦人20人確保に自信を見せた。 側近議員から出馬要請を受けている江田氏は、栃木県日光市で自身がまとめるグループの会合を開いた。 当選1回の吉田氏は、推薦人集めに向けて浸透が進んでいると手応えを強調した。
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