夫婦が希望すれば結婚前の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」をめぐり、自民党は作業チームの会合を開き、過去に党内で行われた議論の経緯などを確認しました。

会合のあと、座長を務める逢沢元国会対策委員長は、記者団に対し、9月の総裁選挙をめぐって、「党内の議論状況を候補者に知ってもらう必要があり、座長として各候補者に伝えたい」と述べました。

そのうえで、「討論の場では、氏制度のあり方を必ず問われることになる。それぞれの候補者は、みずからの思いや目指す方向をしっかり語ることが大事だ」と述べ、「選択的夫婦別姓」の導入の是非について充実した論戦が行われるべきだという考えを示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。