派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、岸田総理大臣はことし3月に党幹部が全国の党員らの声を聴く「政治刷新車座対話」を行う考えを示し、自民党は8月までにすべての都道府県で実施し、その結果を30日に公表しました。

それによりますと、一連の問題について「処分が甘い」とか「倫理観が欠如している」といった指摘のほか「総裁を含め執行部を総入れ替えするくらいの刷新感を出してほしい」などという意見が出されたとしています。

また、党員の減少を訴える声や、政治への不信感から次の国政選挙は大変厳しいとして若手の登用を求める声もあがったとしています。

一方「岸田総理は孤軍奮闘して一生懸命やっていた」という意見もあったとしています。

自民党は取りまとめた結果を今後の政治改革や党改革の議論に役立てたいとしています。

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