立憲民主党の代表選の告示が7日に迫る

立憲民主党の代表選も告示が7日に迫る。8月29日に立候補を表明した野田佳彦元首相は5日にも党代表選で訴える政策や党運営の方針を発表する。泉健太代表ら出馬表明をしていない議員らは推薦人の確保を急ぐ。

枝野幸男前代表は8月21日にすでに政策発表の記者会見を終えている。

出馬する意向の現職の泉健太代表、立候補に意欲をみせる江田憲司、馬淵澄夫、吉田晴美の各氏は態度を表明していない。推薦人は自民党と同水準の20人以上の党所属国会議員が必要だ。議員数は自民党の4割ほどでハードルはより高い。

野田氏は出馬表明で「分厚い中間層の復活」といった目標を示したものの、詳細は後日明らかにすると説明していた。具体的な政策を示し、次期衆院選での政権交代をめざすために中道から穏健な保守層までの支持を得ると訴える見通しだ。

枝野氏は「人間中心の経済」というフレーズを掲げた。介護や保育など公共サービスを支える職業の従事者の賃金引き上げを盛り込んだ。

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