自民党総裁選への立候補を表明する小泉進次郎元環境相=9月6日午前、東京都千代田区で(中村千春撮影)
自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区、5期=は6日、東京都内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を正式に表明した。出馬表明は6人目で、1971年に推薦人制度が導入されて以降の総裁選では2008年、2012年の5人を上回り最多に。小泉氏の総裁選出馬は初めて。 小泉氏は、自身が首相に就任した場合は、できるだけ早期に衆院解散・総選挙に踏み切ると言明した。派閥裏金事件を受けた政治改革の一環として、党から政治家個人に配布され、使途公開の義務がない政策活動費の廃止も打ち出した。 小泉氏は、父・小泉純一郎元首相の秘書を経て、自民党が下野した2009年の衆院選で初当選し、当選5回。自民党の政権復帰後は、党青年局長や内閣府兼復興政務官などを経て、19年に環境相として初入閣した。 総裁選には、これまでに小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、林芳正官房長官(63)、茂木敏充幹事長(68)が出馬を表明している。このほか、高市早苗経済安全保障担当相(63)が立候補の意向を固め、加藤勝信元官房長官(68)らも出馬を模索している。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。