加藤氏 「最優先は国民の所得倍増」

加藤氏は総裁選挙に立候補するにあたって国会内で記者会見し、国民の所得倍増を最も重要な政策と位置づけ、強い覚悟を持って取り組む決意を示しました。

この中で加藤氏は「最優先で推し進めたいことは国民の所得倍増だ。これ以上に重要な政策はない。待ったなしで強い覚悟で取り組み、国民の豊かな生活を実現し、短期間で必ず成果を出す」と述べました。

その上で、政治とカネの問題を受けて党改革や政治資金改革を断行するとして、それぞれの議員に対し説明責任を果たすよう働きかけを徹底するとともに、党として収支報告書への不記載額に相当する金額を国庫に返納する手続きを検討する考えを明らかにしました。

石破氏 “防災庁の設置 早急に実現したい”

石破元幹事長は午前、国会内で全国知事会の副会長を務める鳥取県の平井知事と面会し、大規模災害への対策強化や、子ども子育て政策のための安定的な財源の確保などを求める提言を受け取りました。

このあと石破氏は記者団に対し、「提言の防災対策は私が主張する『防災庁』の設置とほとんど同じ趣旨だ。新政権では全国知事会との連携を今まで以上に密にし、早急に実現したい」と述べました。

齋藤氏「推薦人が何人集まったかは答えない」

齋藤経済産業大臣は閣議のあとの記者会見で総裁選挙の立候補に必要な推薦人の確保状況を問われたのに対し、「推薦人が何人集まったかなどについては答えないことにしている。結果が出た時に話したい」と述べました。

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