岸田総理大臣は、9月に行われる自民党総裁選挙のあとに退任する意向で、10日午前、今の政権で事実上最後となる自民党の役員会が開かれました。

この中で、岸田総理大臣は「歴史の分岐点ともいうべき大きな時代背景の中で、内外ともに数々の難局に向き合った3年間だった。先送りできない課題に正面から向き合い、粒々辛苦の努力を重ね成果を上げることができた」と振り返りました。

そのうえで「私自身の至らなさをカバーしていただいたことに改めてお礼を申し上げる。このチームで難局に取り組み、国政をしっかりと前に進めることができたことを誇りに思う」と述べました。

そして、みずからの後任を選ぶ総裁選挙が12日に告示されることに触れ「国民の政治への共感を何よりも大切に活発な論戦を期待している」と述べました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。